50年に及ぶKCGの歴史で,送り出した卒業生は4万人を超える。まさに多士済々とも言える人材の宝庫だ。1963年の創立以来,産業のIT化は進み,それに伴って卒業生の活躍のフィールドは広がる一方。IT産業を中心として,様々な業界に雄飛している。
1960年代,70年代はコンピュータの黎明期であり,企業においてすらコンピュータの普及はまだまだこれから,という時代だった。その時代のKCGの卒業生は希少な専門知識を持つスペシャリストとして企業に受け入れられた。そしてオフィスのIT化の先頭に立った人も多い。
今回は50周年を記念して,大先輩お三方のお話をうかがった。お三方は1978年に入学され,KCG京都駅前校教頭の前田勉先生の同級生にあたる。ある一つの世代の目に映った草創期の京都コンピュータ学院の姿,またその後の社会での活躍を通じ,半世紀の歴史に思いをはせていただければ幸いだ。