2003年11月1日,国立京都国際会館における京都コンピュータ学院創立 40周年記念式典の終了後,同会館アネックスホールに場所を移して「校友祭典2003 Pioneer Spirit-KCG」が開催された。これは京都コンピュータ学院校友会の大会であり,校友同士のネットワークをさらに広げる場である。
校友会長の挨拶と,それに続くRIT同窓会本部のジョーンズ女史の乾杯の音頭で祭典は始まった。
恩師や旧友と再会し,この日ばかりは学生時代の自分に戻り,懐かしそうに歓談する姿が,会場のあちらこちらで見られた。また新たな出会いを求めて,名刺交換をする姿も見られた。この日,参加した校友は2000名以上を数えた。これだけの卒業生が一堂に会する学校は珍しいであろう。
京都コンピュータ学院は,創立以来,日本最多の3万6千人以上の卒業生を輩出し,同窓会組織である京都コンピュータ学院校友会は,日本のコンピュータ産業界における最大の人的なネットワークを形成している。卒業生同士は,このネットワークを介してつながり,互いに助け合い,仕事のうえでも協力をしあっている。
学院は大学院大学の新設というプロジェクトを通して大きく飛躍しようとしている。それに呼応して校友会にもさらなるパワーアップが強く望まれる。
ライブ演奏や抽選会などのアトラクションもあり,全国から集まった校友は,和やかな雰囲気のなか,京都コンピュータ学院の一員であることを確認しあい,校友祭典は盛況のうちに幕を閉じた。