KCGは2011年3月と4月の2回に分け,西アフリカのニジェール共和国に,使用済みパソコン31台を贈った。KCGは海外コンピュータ教育支援活動(IDCE)の一環として,使用済みパソコンを発展途上国に贈る活動を続けており,今回のニジェールは23ヵ国目となる。
パソコンが贈られたのは,ニジェールの首都ニアメにあるカルマハロ技術訓練校。カルマハロ技術訓練校では,日本の青年海外協力隊員の技術指導のもとに,コンピュータ教育が行われている。
ニジェール共和国は,一人当たりの年間所得が約1ドルで,世界で最も貧しい国の一つといわれている。KCGで使われたコンピュータが海を渡り,そのような国で学生たちの実習に役立つことは大きな意義があるだろう。