京都情報大学院大学(KCGI)は,2016年度入学生の定員を従来の210名から240名に増員した。2013年度に続く増員で,2004年度開学当時の入学定員80名の3倍となる。
SNSの普及やクラウドコンピューティングの発達により,ビジネスに応用するためのITは進歩を続けている。また,マイナンバー制度の導入や2010年の東京オリンピック・パラリンピック開催に伴うシステム構築,セキュリティ関連といったIT人材が絶対的に不足していると報じられている。このような中,IT応用分野のトップリーダーを育成し,有能な人材を輩出してきた本学に注目が高まり,国内外からの入学志願者が急増している。本学はこうした状況に対応し,社会からの要請にこたえるべく,入学定員の増加に踏み切った。