トップ » バックナンバー » Vol.17 » 次の時代へ 新たな誓い 京都コンピュータ学院創立45周年 京都情報大学院大学創立5周年

Accumu Vol.17

次の時代へ 新たな誓い 京都コンピュータ学院創立45周年 京都情報大学院大学創立5周年

45年。一歩ずつ,確かめるように歴史を刻んできた。取り巻く環境の変化とコンピュータ技術の進歩は急だった。でも建学の精神でもあるパイオニア・スピリットを常に灯し,そして拠りどころとしてきた。アイデンティティは日々,熟成を続けた。 1963年に京都コンピュータ学院の前身であるFORTRAN研究会が発足して始まった歩み。その間に巣立っていった校友は3万8千人を超え,いずれもIT業界の第一線で活躍する。創立45周年記念式典には数多くの校友,関係者の方々が集まってくれた。皆,誇りを胸にしながら,それぞれの歴史を確かめると同時に,さらなる飛躍に向かって誓いを新たにした。

京都コンピュータ学院創立45周年 京都情報大学院大学創立5周年
京都コンピュータ学院創立45周年 京都情報大学院大学創立5周年

京都コンピュータ学院創立45周年と,京都情報大学院大学創立5周年を祝う記念式典が11月1日午後1時から,京都コンピュータ学院京都駅前校大ホールで開かれ,校友や学生のほか京都市,交流のある各国大使,大学・企業関係者らが出席して節目を祝った。kcg.edu グループは次代に向け,新たな役割を担っていくことを誓った。

これまでの歩みを振り返るスライド上映の後,長谷川亘・京都コンピュータ学院統括理事が式辞。これまでの支援に対し関係者にあらためてお礼を申しあげた後,本学の歴史を紹介しながら未来への展望について述べた。

引き続き,門川大作 京都市長(代読),堀場雅夫 株式会社堀場製作所最高顧問,酒井利文 JICA大阪国際センター所長(代読)のほか,エリー・エリクンダ・エリネーマ・ムタンゴ タンザニア連合共和国特命全権大使,ワスワ・ビリグア ウガンダ共和国特命全権大使,江島義道 京都工芸繊維大学学長,ヤン・チャペック パルドゥビッツェ大学(チェコ共和国)経済・マネジメント学部副学部長から祝辞をいただいた。数多くの祝電も披露された。

この後,会場をリーガロイヤルホテル京都に移し,記念祝賀会を開催。長谷川靖子 京都コンピュータ学院学院長があいさつした後,松本紘 京都大学総長による「一緒に45周年を祝いましょう」との乾杯の音頭で祝宴に入った。各国の代表による祝辞やビデオレター紹介などのほか,タンザニア共和国の歌手 ベティ・エノックさんによるミニコンサートがあり盛り上がった。また,出席した校友たちは,教職員を囲んで思い出話に花を咲かせていた。