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Accumu Vol.11

米国同時多発テロから五ヶ月

デール・マン博士
コロンビア大学教育大学院
名誉教授
Dr.Dale Mann
Professor of Education, Emeritus
Teachers College, Columbia University

デール・マン博士

ニューヨーク市民にとってこの出来事は悲しく衝撃的なものだった。またこの悲劇はアメリカがもはや罪のない国ではないことを象徴している。多くの他の国がその土壌でテロリズムに苦しんできたが,アメリカもまたそれらの国と同じリストに名をつづることになった。

このような悲劇を繰り返さないためには,平和についての教育よりも,むしろ人々の人生における選択肢を変え,自国の成功のために個人を賭けることが出来るような教育の方が効果的である。

あの悲劇の日から5ヶ月が経とうとしているが,ニューヨーク市は以前とあまり変化なく,生活するのに支障はない。それは,イギリスが20年間経験してきた不自由さに似ている。ニューヨークの人々はあの日以来,人々の「つながり」が増し,他人を身近に感じるようになったと言っている。しかし,一番の変化はアメリカ国家が国防費に多額を費やし始め,その結果,国内外での社会的な活動費が削減されていることだろう。国防費の増加が一刻も早くなくなるよう私達は,努力しなければならない。

平和な世界を作るには,教育者は子ども達が,常識があり愛情深い人間に育つために学校と同じくらい大切である学校以外にいる教育者達,例えば,家族,メディア,ボランティア協会,友達にもっと目を向け,彼らからたくさんのことを学べるような学校を運営し,その義務を遂行していくべきである。


ベティ・A・リアドン博士
コロンビア大学教育大学院
平和教育学部長・教授
Dr.Betty A. Reardon
Director of Peace Education
Teachers College, Columbia University

ベティ・A・リアドン博士

テロリズムの平和教育への挑戦

世界貿易センターの崩壊は,危険な状態にある国々が存在する中で,アメリカそして他の国々の人々は安全に暮らせるだろうという,未だ存在する無関心な人々の観念を永遠に打ち砕いてしまいました。この出来事は,平和教育に従事する者達に新たな挑戦を挑んだ衝撃的で痛ましい新たな学習でした。

私達は平和教育が世界の学校カリキュラムの中で意義深いものだ,ということを確信するために,9月11日以前よりも,もっと精力的に努力しなければなりません。世界は,もはや暴力を,世界の政治に不可欠な要素であるとか,正義を貫くために必要な手段として受け入れるような,無関心や敵意を許していくことは,出来ないのです。私達は,多様性を理解し尊重し合い,暴力を使うことなく紛争を解決し,そして現在の戦争の文化を特徴づけている不公平に分配されている権力と特権よりも,世界の人権をより高く評価出来るように,学習していかなければならないのです。また私達は,世界の真実について学ぶ機会が与えられ,自分の行動を変えられるような能力や技術を身につけられることを,全ての人に保証しなければなりません。

なかでも,平和を創るためのたくさんの可能性や,世界的平和の文化のために励めるような可能性に気づくことが出来る活気のある市民に導けるよう,この学院KCGに関わる全ての人々が,周りの人達に働きかけていかなければなりません。


メグ・ガーディニアー
コロンビア大学教育大学院 教育学修士(M.Ed.)
国際教育開発学部平和教育紛争解決学科
国連NGOヘーグアピールフォーピース
平和教育地球キャンペーン 職員
Meg Gardinier
Peace Education/Conflict Resolution
Teachers College,Columbia University
UN NGO Hague Appeal for Peace

メグ・ガーディニアー

私は二つのビルが崩壊したことを知った瞬間のことを,決して忘れることはないでしょう。その時私は,国連本部ビルの近くにある,NGOヘーグアピールフォーピースの事務所から,コロンビア大学のティーチャーズカレッジにある平和教育学部に向かうためバスに乗っていました。

バスが42丁目の道を横切るとき,マンハッタン南部の空一杯に広がった灰煙のために息苦しそうに逃げている多くの人々が見えました。そこである男の人が「二つのビルが崩壊した!」と叫んだのです。不可能としか思えないことが起こり,その中で,全てのものが不確実であるように思えました。私達が疑問にすら思わなかった何か,それは私達が日常歩いている地面のように現実的で壊れることがないと信じていた何かが,その時崩れ去りました。

その後すぐに戦争の空気がアメリカ中に流れ,国中の人々,特にニューヨークやワシントンD.C.の人々は,恐怖,悲しみ,混乱,苦痛そして怒りに慄きました。そして数日後には「オサマ・ビン・ラディン」という名が,ラジオ,テレビそして新聞を独占していました。しかしいかなる公共団体も,誰がこの問題の責任者でなぜそんなことをしたのか,という批判的な疑問を投げかけることもなく,ブッシュ大統領からの言葉といえば「彼らは我々の自由を嫌っているのだ,彼らはやがて捕えられ,法の下に裁かれるであろう。」という単純なものでしかありませんでした。

9月11日のアメリカでの出来事はとても悲劇的で,私達の人生を変えました。それは,決死の犯罪的攻撃だったのです。しかしながら,未だアフガニスタン,イラク,イスラエル,パレスチナ,インド,パキスタン,その他多くの国々でその日以前からさまざまな戦いが続いており,それらの戦いも一刻も早く終わらせる必要があります。暴力と不公正は,不安と犯罪行為を助長するだけであり,私達は戦争を通して平和を勝ち取ることはできないのです。

私達の中の平和を信じている者達は,その声がより多くの人々に届くように努力しています。私達は現在,差別,偏見による攻撃,不法な拘束によって脅かされているイスラム人やアラブ系アメリカ人達の人権を守るために活動しています。また,人権問題,社会的な法的公正さ,民主的参加,そして非暴力的紛争活動を発展させるための活動をも展開しています。暴力と戦争を防ぐための新しい知識や技術を発達させるために地域の教育者達がお互い助け合うことが出来るようなワークショップを行い,またイスラム教,キリスト教,ユダヤ教,仏教,そしてその他の宗教を統一しようとも試みています。また,国際ボランティア団体は,テロリズム,戦争,報復を撲滅するべく平和な21世紀のために新しいパートナーシップを結ぼうとしています。

ヘーグアピールフォーピース平和教育の地球キャンペーンで働く一員として,私は今こそ平和教育が今まで以上に必要不可欠であると強く信じています。荒廃に導く暴力や武器を廃止する為に,教師と生徒が一丸となって努力しなければならないのです。なぜなら,武力の大きさが真の安全を与えてくれない事実を私達は体験してきたのであり,全ての人々の安全を守るために,「国の安全」でなく「人間の安全」を守るための策略を練る必要があるのです。そして,私達は「力の法」ではなく「法の力」で正当性を貫くよう,自国の政府を応援しなければなりません。このような,地球規模の暴力や混乱の時代において,武力で解決する以外に「可能な解決策はたくさんある」のだ,ということを理解してください。


ヘーグアピールフォーピース平和教育地球キャンペーンの詳細については,下記メグ・ガーディニアー宛にメールでご連絡下さい。

Meg Gardinier (メグ・ガーディニアー) meg.gardinier@haguepeace.org

また,「Learning to Abolish War:Teaching Toward a Culture of Peace. 戦争を廃止するために:平和文化への教育」 のご購入をお願いします。

[URL]http://www.haguepeace.org をご覧ください。


ジル・ストラウス
コロンビア大学教育大学院 教育学修士(M.Ed.)
国際教育開発学部平和教育・紛争解決学科
紛争解決・平和教育トレイナー
カリキュラム制作編集員
Jill Strauss
Master of Education
Facilitator/Curriculum Writer
Peace Education/Conflict Resolution
Teachers College, Columbia University

先週,ティーチャーズカレッジ平和教育学部の代表が日本のピースボートから派遣されたユネスコダンスチームと会う機会がありました。平和のために世界中を旅しながら人々の話を聞き勉強する人々がいることを知り,彼らは私に大きな希望を与えてくれました。特にあの悲劇の日から間もない今,アメリカの平和運動家達が彼らの存在を知ることは,大変意味深いことでした。9月11日以来,アメリカ政府は,「異議を唱えることは愛国心がない証拠である。」という風潮を作り出しています。今現在,アメリカの反戦運動は不気味なほどに静まり返っており,彼らの焦点は,高ぶっている中東危機に向けられているようです。

また,最近では反戦のありきたりの主張に代わり,新しい主張をよく耳にします。それは,イスラム系アメリカ人達により始まったもので,静寂を保っている多くのアメリカ人達が声をあげ,自分達がイスラム教徒やアラブ系アメリカ人達の人権を侵害していることを抗議するべきだ,というもので,全ての民族が集結し,9月11日後不要に逮捕されたり苦しんでいる人々を助けるべきだというものです。この運動は,1960年代の黒人解放の市民運動に似た活動を展開しています。

この運動が社会運動になるか否かにかかわらず,私達はすでに変化し始めています。なぜなら,攻撃と破壊というイスラム人の祖国で繰り広げられているものと同じ体験を私達ニューヨーク市民がすることにより,彼らの苦しみを少しでも理解することが出来たからです。


トニー・ジェンキンズ
コロンビア大学教育大学院
国際教育開発学部平和教育・紛争解決学科
平和教育学部室 職員
Tony Jenkins
Peace Education Office Coordinator
Peace Education/Conflict Resolution
Teachers College,Columbia University

トニー・ジェンキンズ

9月11日以来,いっそう真剣に取り組みを始めた平和教育の向上に全力を注いでいる一学生として,この暴力的紛争の渦中にある世界で創り出された複雑性の「答え」を何度となく尋ねられた。特に教育者達は,今回起こったような悲劇や確実に実行される紛争にどう反応していけばいいのかを教えるというかなりセンシティブな課題を要求されている。一番難しいのは,「間違いを正す」ために,歴史的に必要とされてきた暴力への衝動を抑えることである。

私が平和的対応を周りの人々に提案し始めたとき,多くの人々から,その過程での即時性の欠落への苛立ちを感じた。しかし,私達にとって一番不幸なことは,私達が歴史は暴力によって創られてきたと教わりながら育ってきたことなのである。現実には人間の長い歴史の中で,暴力があった時期はほんの点にすぎないのに,暴力は昔から歴史の進行を早める触媒であったため,私達の行動の慣例として根付いているのである。

私は平和教育を,骨が折れ,根気よく続ける必要のある営みだと考える。簡潔に言うと,平和教育とは,「平和を発展させ持続させるために必要なもの,邪魔になるもの,そして可能性のあるものについての知識,その知識を解釈させるための技術,そして,それらの問題を乗り越えたり可能性を増大させるための知識を応用して,過去を顧みたりいろいろな活動に参加する能力を発展させる教育」(注1)なのである。

平和教育の目的は,報復的で真の紛争の原因を究明しようとしないような暴力に反対すべく,社会的文化的な変化をもたらすことだと思う。具体的に言えば,質問の方法,創造性,多様性の尊重,紛争の際の忍耐を身につけることなどである。これらが,9月11日の悲劇を超越するために必要であったスキルであり,学校教育のカリキュラムの一環としてもっと取り入れられるべきものである。

今回メディアは,戦争を遂行するにあたり,国民の道徳的支援を得るために必要な社会的意識を創り上げてしまった。私達一般国民にとってメディアの内容を変えることは難しいので,多種多様な文化の視点から物事を観て,その意見を分かち合うことがとても大切である。

9月11日以来毎朝起きて思うことは,良い方に向かう変化はいつもゆっくり起こるということだ。そして,あの悲劇を防ぐことは私達にとって本当に不可能だったのか,何か出来ることは無かったのかということを考えることが大切だと思う。国連のような国際組織から観て,平和の文化を私達の課題として取り入れることが,未来への跳躍を作り上げることになる。

平和教育はあの日以前から平和の文化を築くために研究に従事しており,事件後の現在は以前よりも増して,暴力以外の手段で紛争を解決したり,形を変えることにより解決出来るようになるよう努めている。教育者の任務は,平和への営みに対する人々の意識が高まるよう努めることである。かつてガンジーが言ったように,「平和への道はない,平和自身が道なのだ」。

注1

Reardon, A. Betty (1998). Gender and Global Security: A Feminist Challenge to the United Nations and Peace Research. Journal of International Cooperation Studies,Vol. 6, No. 1 June 1998,p.6.

機関誌:国際共同研究(1998年6月 Vol. 6 No.1 6頁)ベティ・リアドン著「ジェンダーと包括的安全:男女同権主義者の国連と平和研究への挑戦」


ハイッツァ・ワシヨ
京都コンピュータ学院
ニューヨークオフィス マネージャー・KCG/USAスタッフ
コロンビア大学教育大学院 コンピュータ教育学科
Khaitsa Wasiyo
Office Manager/USA Staff
Kyoto Computer Gakuin, New York
Computer Education
Teachers College, Columbia University

娘の笑顔を見ると,私は神に今日この瞬間,ここにいられることを感謝します。現在,世界貿易センタービルの崩壊から5ヶ月が経ちますが,私と私の愛する子どもに起こり得たことを考えると未だに身震いします。

私達,京都コンピュータ学院は,世界貿易センターの79階にオフィスを構えていました。その場所に今残っているものと言えば,底なしとも思われるような暗い大きな穴と,その中に,かつて世界で最も有名な建築物の一つであったビルの残骸が埋もれているだけです。また,かつて千人もの人々を乗せて走っていた地下鉄の電車が粉々の鉄くずになっている写真もあります。「二番線:世界貿易センター」と通勤通学者達を導くために使われていたサインも今は全て,消え失せてしまいました。

私はまだ,崩壊後あの場所を訪れていません。まだ,その光景を見る心の準備が出来ていないからです。長い間,ジュリアーニ市長の現場検証に伴い,一部の政治家や有名人しか「グラウンドゼロ」に行くことが許されていませんでした。しかしながら最近ニューヨーク市は,一般市民が見学できるようにと,なんと展望台を設置しました。

あの事件で愛する人を失った人々にとって,そこからの光景はまるで「クレイジーショー」の様でした。毎日多くの人々がその展望台に群がりました。何十万人もの見物者が,16フィートの木造のデッキを賞賛していました。しかしそれら賞賛は,あの日に愛する人々を失った者達にとっては,聞くに耐えないものでした。さらに悪いことに,ニューヨーク市はサウスストリートシーポートで,無料チケットを配布することにより,その大衆を整理し始めたのです。

ここには,本当に奇妙な時間と場所が存在しています。私達は悪夢のようなテロリストの攻撃の痛手から徐々に回復しようとしていますが,依然としてビルの崩壊の残骸を見るために展望台のチケットを買いに行くことは可能で,失ったもの全てをその中心に立って見ることが出来るのです。

世界貿易センターの残骸を見るたびに,全ての機能していたものがもはや鉄屑,繊維質から出る毒性物質,そして崩壊後しばらくの間くすぶっていた灰と化してしまったことにショックを覚えずにはいられません。

何人かの研究者は鋭い指摘をしていますが,多くの保健専門家は,この煙の影響もしくは世界貿易センターを包む大気の性質について,はっきりとした結果を発表していません。遠くに引っ越すように言われた人もいれば,何らかの理由で滞在してもよいと言われた人もいます。

ハイッツァの娘,キャサリン
ハイッツァの娘,キャサリン

ニューヨークタイムズによれば,ニューヨークの公共保健研究家達は,世界貿易センター崩壊時に鉄屑,煙,そしてストレスのなかで生活していた広範囲にわたる人々の長期間に渡る積極的な調査を行うそうです。実際に,マンハッタンにある二つの病院が,9月11日もしくはその後,世界貿易センターの近隣に滞在していた妊娠中の女性達から,すでに血液を集め調査をしています。

私自身9月11日現在,妊娠8ヶ月でしたが,幸運なことに私は世界貿易センターの近くにはいませんでした。しかしながら,自分自身がマンハッタンとそれをとりまく煙とゴミから一刻も早く離れなければならないとその時直感しました。タクシーが運休になっていたのでバスに乗りましたが,そのバスが白い塵と灰で真っ白であったこと,その中の人までもが灰まみれで,人々は興奮し,数人の人々は泣いたり,大声で話し合ったりしていました。皆を覆うその灰がかつて何であったかを考えることは,もはや私には出来ませんでした。一刻も早くマンハッタン島から出なければという本能で,私は地下鉄の駅までバスに乗り,母の家のあるウェストチェスター行きの電車に飛び乗りました。

3ヵ月後の12月12日,私は,キャサリンという美しい女の子を出産しました。あの時のことを振り返り,私がどう自分の安全と健康を管理したのかを不思議に思うことがあります。しかし私をとりまく多くの人々が,あの日以来の私を支えてくれました。今,この文面を借りて,私の家族,友人,そして一番つらかったときに惜しみない援助を注いでくださった長谷川家の皆さんに心から感謝したいと思います。

(訳 外山聖子)


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ハイッツァ・ワシヨ
Khaitsa Wasiyo
  • 京都コンピュータ学院 ニューヨークオフィス マネージャー・KCG/USAスタッフ
  • コロンビア大学教育大学院 コンピュータ教育学科

上記の肩書・経歴等はアキューム11号発刊当時のものです。

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メグ・ガーディニアー
Meg Gardinier
  • コロンビア大学教育大学院 教育学修士(M.Ed.)
  • 国際教育開発学部平和教育紛争解決学科
  • 国連NGOヘーグアピールフォーピース
  • 平和教育地球キャンペーン 教員

上記の肩書・経歴等はアキューム11号発刊当時のものです。

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ジル・ストラウス
Jill Strauss
  • コロンビア大学教育大学院 教育学修士(M.Ed.)
  • 国際教育開発学部平和教育・紛争解決学科
  • 紛争解決・平和教育トレイナー
  • カリキュラム制作編集員

上記の肩書・経歴等はアキューム11号発刊当時のものです。

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デール・マン
Dale Mann
  • コロンビア大学 インターナショナル・パブリックアフェアズ校 教育大学院教授
  • インタラクティブ社 代表取締役

上記の肩書・経歴等はアキューム13号発刊当時のものです。

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Betty A. Reardon
  • コロンビア大学教育大学院平和教育学科創設者
  • コロンビア大学教育大学院平和教育センター ディレクター

上記の肩書・経歴等はアキューム13号発刊当時のものです。

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  • コロンビア大学教育大学院
  • 国際教育開発学部平和教育・紛争解決学科

上記の肩書・経歴等はアキューム11号発刊当時のものです。