Accumu KCG365 2013 - 2014

サイバー防犯教室でKCG作の啓発サイトを中学生が体験

京都府警などが生徒向け「スマートフォン対応啓発サイト」
をKCG側から受納した

KCGグループの協力により，京都府警主催の「サイバー防犯教室」(株式会社日本国際映画著作権協会共催)が2013年12月16日，KCG京都駅前校で開かれ，KCGグループが制作した生徒向け「スマートフォン対応啓発サイト」が，参加した私立洛南高等学校附属中学校の生徒約500人らに披露された。

この啓発サイトは，キャラクターなどのデザインをKCGIの韓晴さん(2013年3月修了)，音声をKCGゲーム学科3回生の喜田茜衣さんが担当。京都府警サイバー対策課からの依頼を受け，KCGIの植田浩司准教授の指導により，2012年春から制作を進めてきた。サイトは▽マナー編▽ルール編▽クイズ編で構成され，マナー編では個人情報の取り扱いなどネットモラルに関する内容を記載。ルール編では違法アップロード・ダウンロードなど著作権に関する内容を示している。これらのおさらいになるクイズ編では，正解率によってオリジナル壁紙がもらえる仕組みで，いずれのページでもキャラクターが利用者にネット上でのルール・マナー遵守を優しく呼びかけている。

この日，京都府警，日本国際映画著作権協会が，KCG側からサイトを受納し，音声担当の喜田さんは「サイトの制作中，サイバー犯罪の怖さをあらためて知らされました。中高生がインターネットのトラブルに巻き込まれないよう，このサイトが役に立てばと思います」と話した。中国に滞在中の韓さんは「スマートフォン向けにシンプルで面白いキャラクターをつくろうと努めました。中学生や高校生が安心・安全にインターネットを楽しむことができたらうれしく思います」とのメッセージを寄せた。洛南中学の代表生徒が早速，クイズに挑戦した。