京都府内の公立,私立高等学校の情報教員を中心にした情報教育研究会2010年度研究大会がKCG,KCGIが協力し開催された。文部科学省初等中等教育局視学官の永井克昇氏が「新指導要領と教科『情報』」,大阪電気通信大学教授の兼宗進氏が「新課程を意識した情報の科学的な理解の教育方法 —アンプラグドとドリトルを利用して—」と題して講演した。
〈京都駅前校〉
東日本大地震発生を受け,KCGとKCGIはただちに対策本部を設置し,被災地出身学生の安否を確認したところ,全員の無事が確認された。春休み期間で帰省している学生も多いことから,東北地方から関東に至る被災地の出身の学生を洗い出すとともに,kcg.eduグループが非常事態用に日ごろから準備しているネットワークを用い電話やメールで連絡,さらに被災地出身以外の全学生に対しても注意と情報提供を呼び掛けた。
また,2011年度学費は,災害救助法適用地域において被災された世帯については,被災状況に応じて,入学金を除く学費を減免。2011年度4月入学生の出願手続き期限を6月末まで延長し,いずれも入学日は2011年4月1日付としたが,卒業時期に影響が出ないよう最大限配慮した。「東日本大震災 被災者支援特別コース」(情報処理科・全日制2年)も開設した。
中国・北京の中央美術学院からの短期留学生29人が来日し,KCG鴨川校で7月まで3カ月間授業を受けた。中央美術学院は日本の東京芸術大学に相当する国立の美術系高等教育機関で,KCGと提携関係にある。留学生は中央美術学院でアニメーション制作を学ぶ学生たち。
4月18日は京都駅前校で歓迎パーティーが開かれ,あいさつした留学生たちは口々にKCG教職員の熱烈歓迎に感謝の気持ちを述べた。中には「将来はアニメーションの監督になりたい」とビッグな夢を披露する学生もいるなど,アニメーション先進国・日本でのハイレベルの授業に大きな期待を膨らませた。
〈鴨川校,京都駅前校〉
世界7カ国からのJICA(独立行政法人国際協力機構)研修員の研修をKCGで受け入れた。訪れたのは,JICAの沖縄国際センターで「電子政府推進のためのプロジェクト管理」の研修を受けたベトナム,タイ,フィリピン,タンザニア,パレスチナ,グアテマラ,エジプトの政府職員合計11人。日本の学校におけるIT化の先進事例であるKCGを見学するとともに,企業でのIT化推進における研修を受けた。
〈京都駅前校〉
国際的に活躍するピアニスト杉谷昭子さんのリサイタルを開演。無料で招待された一般の方約70人も訪れた。バッハ,モーツァルト,ベートーヴェン,ショパンなど8曲を披露。一流の演奏家ならではの超絶的なテクニックと端正で華やかな音色でコンサートホールを埋めた観衆を魅了した。アンコールでは東日本大震災からの復興を願って映画「風と共に去りぬ」の「タラのテーマ」を演奏し,盛んな拍手を浴びた。
〈京都駅前校〉
「KCG保護者会」(宿院安代会長)の2011年度総会を開催。学生指導への参加や保護者同士の交流促進などを進めていくほか,学生の就職活動支援に積極的に取り組んでいくことが活動方針として示された。総会後は懇親会が開かれ,保護者と教員らが膝を交えて交流を深めた。KCG保護者会は,保護者同士が連携をより密にしながらKCG・KCGIが開催する行事などに積極参加し,教職員と手を携えて学生の将来を考えていこうと2009年に発足,以後,活発な活動が繰り広げられている。
〈京都駅前校〉
4年連続の出展。エンジニアリング学系が参加し,カリキュラムや学生作品を紹介。出展は企業がほとんどという中,KCGの出展はすべて学生作品だったこともあって注目を集め,その技術力,流行の技術をいち早く取り入れた柔軟なカリキュラムに高い評価をいただいた。
〈インテックス大阪〉
約70人が出席。KCG教職員の青山佳代先生による「マルチメディア・スマートフォン!高校生でもここまでできるHTML5」などの講演があった。
〈京都駅前校〉
「動かして身につく!レゴのロボットをプログラミングしてみよう」などの講演があった。
〈京都駅前校〉
ミャンマー連邦共和国のヤンゴン・コンピュータ大学の教員7名の研修を実施。プライベートクラウドのサービスを構築するにあたり,その要素技術としてのウェブサービスの構成方法の基本を習得した。
〈京都駅前校〉
東日本大震災で被災した宮城県石巻市の小中学生が,避難所の市立渡波小学校に津波で流れ着いたガレキでオブジェを製作,それらの作品を紹介する展示会「ワタノハスマイル@KYOTO」(NPOスマイルホープ,特定非営利活動法人 京都海外協力協会主催)がKCG,KCGIの協力で開催された。
〈京都市下京区の「ひと・まち交流館京都」〉
組込みソフトウェア分野における技術教育がテーマのイベント。社団法人 組込みシステム技術協会が主催,KCG・KCGIが「特別協力・開催協力」の形で開催を後押しした。産業界の技術者や大学・専修学校・高校の学生らが参加し,2輪歩行ロボットのスピードと,同一のハードウェアのもとでUML(統一モデリング言語)等で分析・設計したソフトウェアの技術を競った。
〈京都駅前校〉
京都こどもモノづくり事業推進委員会,京都市教育委員会主催の「京(みやこ)少年モノづくり倶楽部」第6回講座「パソコン入門①~プログラミングをしてみよう~」を10月1日に開催。25名の小中学生がKCGの最新設備を使ってプログラミング実習に挑戦した。同22日には第7回講座「パソコン入門②」が開かれた。
〈京都駅前校〉
KCGI開講の「コンテンツ産業特論」を一般の方々にも広く公開。アニメ,ゲーム,ファッションなどにおける同人活動を中心とした日本特有の文化を紹介し,その活動内容や市場,さまざまな社会への影響などを考察する講座。10月15日はKCGI講師で芝浦工業大学准教授の小山友介先生による「コンテンツの全体像」,11月26日にはKCGI講師で東京工業大学特任講師の七邉信重先生による「マンガ・ゲームと同人活動」が開講された。※2012年1月14日にはKCGI講師で東京大学特任講師の中村仁先生による「クールジャパンとコンテンツ産業」を開講。
〈KCGI京都駅前サテライト〉
京都府立の高等学校の情報教員を中心にした研究会。国立情報学研究所の松本太佳司先生を講師に招き,次世代情報共有基盤システム「NetCommons(ネットコモンズ)」(次のURLにハイパーリンクを貼ること)の使用方法に関する実技研修会が行われた。
〈京都駅前校〉
東京交響楽団首席クラリネット奏者のエマヌエル・ヌヴーさん,日本を代表するピアニストの杉谷昭子さんが演奏。澄み切ったクラリネットの調べとピアノの協演で,訪れた大勢の一般の方々や学生たちに素敵な時間をプレゼントしてくれた。演奏されたのはポール・ジャン=ジャンの「晴れた朝」や,ドビュッシーの「亜麻色の髪の乙女」などアンコールを含め7曲。そのうちクラリネットを順に分解し,最後はマウスピースだけで曲を仕上げるアドルフ・シュライナーの「インマー・クライナー」ではエマヌエル・ヌヴーさんが熱演,演奏の合間には2人のトークもあり会場の笑いを誘うなど,訪れた人たちは大満足の様子だった。
〈京都駅前校〉
KCGIスタッフの協力を得て,京都府が求職者の方の再就職を支援するための職業訓練(中核人材育成コース)「Webサイトプロデュース科」を開講。2012年3月31日までの90日間,合計360時間に及ぶスケジュール。インターネットでのビジネス拡大やマーケット拡大などを目指す企業において▽戦略的にウェブサイトの設計をし,その制作について業者と交渉ができる人材▽サイト活用・戦略について幅広い知識を有する担当者・責任者の育成—が目的。ITの専門家であるKCGIの教員が,丁寧に指導。
〈KCGI京都駅前サテライト〉
「古(いにしえ)よりの縁(えにし)があって今がある。そして,今の縁が明日を創る。明るく元気な明日の日本に向けて」をテーマに,一般社団法人 全国地域情報産業団体連合会(ANIA)の第33回大会と京都府情報産業協会(京情協)設立10周年記念式典が開催された。ANIA副会長,京情協会長の長谷川亘KCG・KCGI統括理事長がホスト役を務めた。
〈ホテルグランヴィア京都〉
株式会社富士通研究所ヒューマンセントリックコンピューティング研究所 ヒューマンソリューション研究部部長の柳沼 義典さんが「ヒューマンセントリック・コンピューティングの研究最前線」と題して講演した。
〈KCGI京都駅前サテライト〉
昨年に続いての出展。KCGグループが誇る最新のeラーニング実施状況を紹介。
〈東京ビッグサイト〉
デジタルゲーム学系の学生や教員が「KYOTO CMEX 2011」のイベント「京都太秦ゲームフェスタ」に参画。ステージイベントやブース出展で盛り上げた。
〈京都太秦映画村〉
2.15 KCGI課程修了プロジェクトの発表会
2.20 KCG AWARDS 2011 学生作品発表会
3.19 2010年度卒業式・学位授与式
4.9 2011年度入学式
5.1 KCG創立記念日
5.18~20 フレッシュマンキャンプ・春期ハイキング
7.2 閑堂忌
7.9,11.20 KCG・KCGI東京校友懇親会
9.16 9月卒業・修了生の卒業式
9.24 京都府専修学校各種学校体育大会
9.30 10月入学生の入学式
10.18~19 秋期ハイキング
10.30 保護者相談会
11.1 KCGI創立記念日
11.4~5 11月祭
7.8 全国同時七夕講演会@KCG
7.24 鉄道好き集まれ! 鉄道ワークショップ
8.21 電子工作入門『電子水平器』を作ろう!
京都情報大学院大学(KCGI)は,2012年度4月入学生の定員を従来の100名から160名に増やす。これにより,2004年度開学当初の入学定員80名の2倍となる。(10月入学も可能。定員:若干名)
クラウドコンピューティングの発達やSNSの普及に伴い,ITをビジネスに応用した技術が進んでいる。こうしたことから,IT応用分野のトップリーダーとなりうる人材を育成してきた本学に企業からの注目が高まっており,国内外の入学志願者が急増している。本学はこうした状況に対応し,社会からの要請にこたえるべく,入学定員の増加に踏み切った。