ガリレオ・ガリレイが望遠鏡を初めて夜空に向けてからちょうど400年の2009年は,世界天文年。約半世紀ぶりに日本で起きた皆既日食の観測リポートや,過去の日食と歴史の重大事件を結ぶ興味深い事実など,もりだくさんの内容となっている。
さらに,日本で初めてとなる「コンピュータ博物館」実現に向けた取り組みや,社団法人・情報処理学会から「分散コンピュータ博物館」第一号指定を受けた「KCG資料館」に所蔵される機器にまつわる話を網羅。百歳を迎えた米田貞一郎KCG顧問をインタビューした「百賀の祝い」を掲載,同顧問執筆の「古都逍遥」は最終回を迎え,銀閣寺(慈照寺)や修学院離宮など白河校周辺を取り上げている。