Accumu Vol.6

Accumu Vol.6

日本のコンピュータ業界最大の人的ネットワークを形成するKCG校友会の中核組織として発足したKCG校友会エグゼクティブクラブに関する記事,ジンバブエ等に対する海外コンピュータ教育支援活動の報告,KCG情報科学研究所の監修による特集「不変埋蔵の原理と動的計画の科学」など,KCGの教育・研究活動を紹介。

  • 海外コンピュータ教育支援活動5周年を迎えて
    • 長谷川 靖子
      • 学院保有のパソコン2000台を途上国に寄贈し,コンピュータ教育の普及への貢献を目指す海外コンピュータ教育支援活動。5年の間に,タイ,ポーランド,ガーナ,ケニア,ジンバブエ,ペルーを対象に実施。その意義は,各国政府によって評価されている。
  • ポーランド日本情報大学の誕生
    • 長谷川 靖子
      • ワルシャワに誕生したポーランド日本情報大学。3年制の大学であり,卒業生には,リツェンツィアト(技士)の学位が与えられる。その設立には,KCGの長谷川靖子学院長が奔走し,KCG教員が講義・実習も受け持つ。
  • ジンバブエ現地講習会報告
    • 植田 浩司
      • KCG海外コンピュータ教育支援活動,ジンバブエにおける現地講習会の模様。KCGの寄贈パソコンを使用した講習会は,KCG教員とMITやタフツ大学など米国の大学からのスタッフが担当した。
  • ペルーへ向けてパソコン出発
    • 平安建都1200年の1994年,KCGはペルー共和国にパソコンを寄贈。ペルー共和国の関係者が列席するなか,パソコンの発送式が,KCG京都駅前校で催された。
  • 対サウジアラビア王国支援 京都講習会
    • JICAの要請を受けてKCGでは,サウジアラビアからの研修生二名を受け入れた。リヤド電子技術院で教員を務める彼らはKCGでソフトウェア開発技術の研修を受けた。敬虔なイスラム教徒である彼らは研修中も1日に5度のメッカに向っての礼拝をかかさない。
  • 出会い 中国の旅から
    • 米田 貞一郎
      • 旅に出ると思わぬ人との出会いがある。上海で出会った日本語を学ぶ青年や,遼寧省鞍山の千山公園で出会った野外写真屋。筆者が数回の旅行を通じて,出会った隣国中国の人々。
  • 遺伝アルゴリズムについて
    • 植田 浩司
      • 生物の遺伝のメカニズムをコンピュータのプログラムに取り入れた遺伝アルゴリズム。あたかも生物が進化を遂げていくように,プログラムがある環境に適応していく。その未知の可能性について。
  • 研究所だより
    • 上野 季夫
      • 京都コンピュータ学院情報科学研究所の研究活動報告
  • 有為転変 学院の設備更新に際し人材の育成を思う
    • 小亀 淳
      • 有為転変が世の習いで,コンピュータ分野の人材育成を取り巻く環境も大きく移り変わっている。そのなかで,如何にして理想の情報教育を実施するのか。KCGの設備更新に際して,KCG情報システム開発研究所所長の筆者が所感を述べる。
  • 夢のあるコンピュータの世界を
    • 杉田 繁治
      • 20世紀最大の発明であるコンピュータ。それが本当に利用者にとって有用なものになるか否かは開発する人の資質にかかっている。なぜなら,コンピュータの特色は,人間そのものを反映する機械であるから。
  • システム創造のためのワープロ活用術
    • 大西 淳
      • 日本語ワープロ普及の足跡を辿りながらワープロによる文書作成のスタイルの変化を分析し,さらにワープロを使った問題解決支援について紹介をする。
  • 初代学院長の思い出
    • 末広 ゆかり
      • 「常に理想を高く掲げ,それに向ってばく進するエネルギーを持ち合わせた方だった」。KCGの長谷川繁雄初代学院長の薫陶を受けた筆者が思い出を語る。
  • 就職難・リストラの嵐の前衛的突破法
    • 就職難の昨今,新しいアイデアで人生を切り拓くことが重要である。そのための手法として,筆者は,シュールレアリストが好んで使ったコラージュを提案する。
  • X線で見た宇宙
    • 山田 亨
      • 1992年3月,文部省宇宙科学研究所が中心になって打ち上げたX線天文衛星「あすか」による最新観測結果の報告を通じて,X線で見た宇宙の姿を紹介する。
  • 危ない小惑星
    • 作花 一志
      • シューメイカー・レビー第9号が木星に墜落。その衝突のエネルギーは広島原爆の数億倍。小惑星が地球に落下してくる恐れはないのか。ニアミスは最近でもあり,過去には,大規模な衝突もあり,その結果地球の温度が下り,恐竜が絶滅したという説が有力だ。
  • 情報の天才-空海という人
    • 牧野 澄夫
      • 唐から密教を,ほぼ一人で,そっくり持ち帰った空海は,情報の天才といえるのではないか。空海の情報収集と情報伝播の方法を,「請来目録」や「綜芸種智院式部并序」などの著作などを通じて論じる。
  • 卒業生紹介 情報化時代の啓蒙家
    • 中村 州男
      • 中小企業診断士として活躍し,「草の根 企業情報戦略」という著書もある中村氏は,KCG洛北校の出身。真の情報化の輪を広げる活動を展開している。