Accumu Vol.10

Accumu Vol.10

中国の大学との教育提携などの教育事業や,IT革命の本質を論ずる論考など,21世紀を迎え,IT時代に即応した教育を実践するKCGの現在を伝える。アメリカ航空宇宙局(NASA)米国ゴダード宇宙科学研究所,アンディ・A・レイシス博士による「地球温暖化研究の現状」など貴重な記事も。

  • 月下独酌~NEW YORK~
    • 由起 邦人
      • 「翌早朝,僕はとても悲しかったのだけれど,ロチェスターに向うために綺麗な寝顔のサツキを残して,ラガーディアに向った。」ロチェスター工科大学大学院に留学している私が出会った一人の女性。ニューヨークでの恋の物語。
  • 地球温暖化研究の現状
    • アンディ・A・レイシス
      • 米国ゴダード宇宙科学研究所,上級研究員による地球温暖化の研究の現状についての講演の再録。温室効果による気温の上昇の原理を様々なデータに基づき検証する。
  • バリ紀行
    • 川畑 節幸
      • 1万7千もの島からなるインドネシア共和国。そのなかに独特の文化を有するバリ島もある。バリ芸術の作品を多く収めたネカ美術館や,ラーマーヤナの物語をモティーフにした舞踏鑑賞,ガムランの演奏体験など,KCG教員である筆者が見たバリ島。
  • IT革命とはなにか
    • 美濃 導彦
      • 計算機技術とデータ通信技術の相互作用によりIT革命は起こった。情報技術(IT)が人間同士のコミュニケーションを支援する技術となったことが革命と呼ばれる所以である。IT革命によって私たちの生活様式は大きく変わる。果たしてそれは良いことなのか。
  • わたしの考える「IT革命」 その虚実皮膜について
    • 石田 勝則
      • 劇的な進歩を遂げた情報技術。IT革命がもたらすIT社会のあるべき姿とは。筆者は言う, ITの発展によって製造業が衰退することは好ましくない,と。そして豊かなIT社会の実現には,私たち一人ひとりがIT革命に参加することが必要である。
  • 「専門家」から「非専門家」へ。―「非専門職」のススメ―
    • 牧野 澄夫
      • 21世紀高度情報化社会は,非専門家の時代になる。専門家を目指すのではなく,私たちの内にあるはずの,多様な力を十全に発揮する活動を続けることが重要ではないか。イヴァン・イリイチの思想を手引きにして,筆者が提案する「非専門家」として働く道。
  • インターネットと知的財産権法
    • 仙元 隆一郎
      • マルチメディアとインターネットの時代に入り,人の頭脳が創作した技術を保護する知的財産権法も大きく変容しつつある。コンピュータプログラムの使用許諾契約や公衆送信権など著作権法の規定について,知的財産権法の大家がわかりやすく解説する。
  • 中国のコンピュータ事情
    • 劉 非
      • グローバルな教育ネットワークを築いているKCGは,幾つかの中国の大学とも提携関係にある。中国のコンピュータ事情の現状と今後について,KCG教員がレポート。
  • 初代学院長の思い出
    • 中川 由美
      • 「長谷川繁雄先生は,思想・宗教などによる差別や,それまでの学校教育の中で受けた評価による差別を教育面に持ち込まないことを信念にしておられました。」KCG創立者の薫陶を受けた筆者が語る先生の思い出。
  • 知恵〔智慧〕の時代
    • 加藤 俊昭
      • これからの時代,ビジネスマンに求められる姿勢とは?学院創立者長谷川繁雄先生の命日,閑堂忌に,創立者と親交の深かった加藤氏が学生に語った記念講演の模様の再録。「般若心経」の精神に基づき,主体的に判断できる自由人になることを提案する。
  • Y2K, on Z2
    • 渡 京一
      • 齢40の直前,若い頃に乗っていたバイクに,もう一度乗ることを決めた。練習を重ねると感覚が甦ってくる。比叡山,山中超えワインディング。カワサキZ2に跨り,風になる。 浪々と春雪舞うか峠道。KCG教員による体験エッセイ。
  • 陰陽師 安倍晴明の見た星
    • 作花 一志
      • 平安時代の天文博士にして陰陽師の安倍晴明。彼が経験したという天変の正体が何であったのか?「大鏡」の記述に基づき,天文学の知見を活かしながら,大胆に推理する。歴史と科学が出会う,知的好奇心に満ちたエッセイ。
  • 古都逍遥 京都駅前校周辺
    • 米田 貞一郎
      • 京都駅1番ホームは,秀吉の築いたお土居を利用して造成された。世界遺産の東寺や,西寺跡や羅城門遺址などの史跡,今回は,京都コンピュータ学院京都駅前校周辺を探訪。
  • 世阿弥二題
    • 植原 啓之
      • 能楽の大成者,世阿弥の参学の地,補厳寺探訪と,伝書に記された世阿弥の言葉から人生のあり方を考えるエッセイ2題。「花鏡」の「初心忘るべからず。」との句は,芸能修行のみならず,人生修行の大事なことである。
  • 中島修彫刻展
    • オーストリアを舞台に活躍する世界的な彫刻家,中島修氏の作品展が,京都コンピュータ学院京都駅前校エントランスホールで開催された。