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Accumu Vol.13

日本最初のIT専門職大学院で学ぶ

授業風景
授業風景

京都情報大学院大学では,文系・理系を問わず,幅広い分野から多様なバックグラウンドを有する学生を受け入れています。学生が主体的に実践的能力を養えるように,各授業は,米国のプロフェッショナルスクールの教育ノウハウを導入し,講義・ケーススタディ・プロジェクトの3要素から構成しています。また多様かつ多彩な修了者が,本学修了後にビジネスネットワークを形成して活躍できるように,在学中から学生間のネットワークづくりに力を注ぎます。



三橋 弘靖さん
早稲田大学 教育学部卒

三橋 弘靖さん
京都情報大学院大学に進学した理由

私は大学を卒業した後,家業である不動産業を継ぐための勉強として,マンションディベロッパーに入社しました。その仕事に飽き足らなくなって退職し,転職のためのスキルアップをしようと学校選びを始めました。知人から京都コンピュータ学院を薦められ,Webで情報収集をしていく中で,京都情報大学院大学の存在を知りました。実務家を育成する専門職大学院という制度は,私の希望にかなっており,受験することにしました。

大学院生活の感想

私の場合,出身学科は理数系だったのですが,IT・コンピュータについては初心者といえる状況でした。初心者向けの対応として,京都情報大学院大学では,関連校である京都コンピュータ学院の授業をブリッジコースとして受講することができます。このコースで,不足しているITの知識・技術を補うことができるようになっています。私以外にも,文科系学部出身者でコンピュータ初心者がいますが,コンピュータに詳しい学生を中心に「Web技術研究会」というサークルを作って自発的な勉強会を開いています。みんな勉強への意欲が高く,とてもよい刺激を受けています。なんとかしてコンピュータ技術を修得できるよう,自分でも努力しています。


中口 孝雄さん
京都コンピュータ学院 国際情報処理科卒

中口 孝雄さん
京都情報大学院大学に進学した理由

大学院進学を考えたのは,これまでソフトウェア開発技術者として仕事をしてきて,技術だけに頼るのではなく,応用分野に踏み込んで,もっと自分の幅を広げたいと考えたからです。

京都情報大学院大学を選んだのは,母校である京都コンピュータ学院の関連校だということもありますが,技術的な科目だけではなく経済・経営系の科目も多数開講されるカリキュラム内容に興味を持ったからです。

大学院の授業の感想

どの授業においても教授の熱意がストレートに伝わってきます。授業の形態も一方向の講義ではなく,グループワークやディスカッションが多く,能動的な授業参加が求められます。京都情報大学院大学の場合,様々なバックグラウンドの学生が集まっているので,グループワークを行うと,それぞれの得意分野に応じた役割分担が自然とでき,お互いによい刺激を受けることができます。これも大きな特色ですね。

在学中は様々なことにチャレンジし,自分のスキルを最大限に活かすにはどうすればよいか,修了後の進路を探っていこうと思います。


櫻井 倫生さん
京都産業大学 工学部卒

櫻井 倫生さん
京都情報大学院大学に進学した理由

私は大学卒業後,大手のコンピュータゲームメーカーに就職をしました。その会社では,ゲームサウンドエンジニアとして,様々なゲームの開発に携わりました。仕事についてはひと通り覚えることができましたが,もっと自分を向上させたいという気持ちから,会社を退職し,一念発起して大学院に進学することにしました。私の場合,年齢的に30代後半ということもあり,進学を決断するまでは逡巡しましたが,一度しかない人生だし思うとおりにやってみようと考え,京都情報大学院大学を受験しました。

大学院の授業の感想

どの授業も実践的な内容ですね。例えば「リーダーシップセオリー」では,単に理論を学ぶだけではなく,具体的なテーマについてのプロジェクトをグループで進めていきます。現在は,企業のブランディングというテーマで実践的なプロジェクトを展開しています。

教授の先生方も会社を経営している実務家や,大手企業においてIT戦略を立案してきたCIO経験者などで構成されていて,豊富な経験に基づく具体的なアドバイスをもらえるのがとても魅力的ですね。