KCGグループは2019年11月21日,KCG京都駅前校・KCGI京都駅前サテライト コンサートホールで,ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団メンバーなどによる「ウィーンピアノ四重奏団演奏会」第1部,第2部を開催した。コンサートは日本・オーストリア友好150周年記念行事としてオーストリア大使館,オーストリア文化フォーラムの協力を得ている。ホールには学生のほか招待・一般のお客様も見え,音楽の都で活躍する一流奏者たちによる演奏を堪能した。
四重奏団は陽子・フォゥグ(ピアノ)とヨァゲン・フォゥグ(チェロ)夫妻,ハラルド・クルンペックさん(ヴァイオリン),ロバート・バウエルスタッターさん(ヴィオラ)。陽子さんはウィーン国立音楽大学を最優秀の成績で卒業。ヨァゲンさんなどと共にヨーロッパ全土と日本で演奏活動を続けている。チェロ,ヴァイオリン,ヴィオラの3名はウィーン・フィルのメンバー。
第1部,第2部を通じ演奏されたのは,日本・オーストリア友好150周年を記念してオーストリア外務省から委嘱され,ガブリエレ・プロイさんが作曲したピアノ四重奏曲「ササキア・カロンダ(大紫)」。ガブリエレさんはオーストリアで最も評価される現代作曲家の一人。このほか第1部でベートーヴェン「ピアノ四重奏曲変ホ長調 作品16」,第2部ではブラームス「ピアノ四重奏曲ト短調 作品25」が演奏された。